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フジロック2026で絶対観るべき10組──今年の苗場の地図

MUSINA編集部

2026.05.25 Update

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この記事でわかること

  • 01.2026年7月24〜26日、新潟・苗場で開催されるFUJI ROCK FESTIVAL '26。ヘッドライナーのThe xxとMASSIVE ATTACKを筆頭に、今年の苗場は格別だ。
  • 02.MUSINAの各ライターが、ジャンルを横断して「これは外せない」と確信した10組を選出した。
  • 03.フジロック初参加の人も、常連も、この10組を軸にタイムテーブルを組んでほしい。

フジロック2026のラインナップが出揃った。

ヘッドライナーはThe xxとMASSIVE ATTACK。
この2組の名前を見た瞬間、「今年の苗場は特別だ」と確信した。
インディーロックとトリップホップという、フジロックが長年大切にしてきた感性の核心にある音楽が、グリーンステージのトップに揃った。

さらにHi-STANDARD、藤井 風、MITSKI、ASIAN KUNG-FU GENERATION、XG──邦楽・洋楽・ジャンルを問わず、各ステージに見どころが詰まっている。

サマソニに続いて、MUSINAのライターたちが「今年のフジロックで外せない10組」を選んだ。
チケットを持っている人も、これから計画する人も、この地図を片手に苗場に臨んでほしい。

01. The xx──9年ぶりの新作を携えたヘッドライナー

ライター:YUM(Rock / Indie) ステージ:GREEN STAGE

The xxが帰ってくる。2017年の『I See You』以来、実に9年ぶりの新作が2026年に予定されており、フジロックはその新章を世界で最初に体感できる場のひとつになる。

Romy、Oliver Sim、Jamieの3人がそれぞれソロ活動で全く異なる音楽的極点に至った後の再集結。
その化学反応がどんな音を生むかは誰にも予測できない。
だからこそ、グリーンステージのヘッドライナーとして見届けなければならない。

“Intro”が苗場の夜空に響くとき、それは単なるライブではなく「伝説の更新」になる。

02. MASSIVE ATTACK──16年ぶりのフジロック、トリップホップの祖

ライター:DJ PLUM(Electronic) ステージ:GREEN STAGE

MASSIVE ATTACKがフジロックに帰ってくるのは2010年以来、16年ぶりだ。
トリップホップという概念を作り上げたブリストルの集団は、2026年に活動を再始動させている。

Electronic担当として断言する。
“Teardrop”、”Unfinished Sympathy”、”Safe from Harm”──これらの楽曲を野外の大自然の中で、夜の空気の中で聴く体験は、クラブでもライブハウスでも再現できない。
フジロックという場が、MASSIVE ATTACKの音楽に最も相応しい。

03. KHRUANGBIN──世界中を旅するサウンドの魔術師

ライター:中條 隆之(Jazz / Soul) ステージ:GREEN STAGE

テキサス出身のトリオ、KHRUANGBINはジャズ、サイケデリック、タイ音楽、ダブを独自の感性で混ぜ合わせた「どこの国の音楽でもない」サウンドを持つ。
その浮遊感とグルーヴは、フジロックの多様な客層を問わず引き込む力がある。

Jazz / Soul担当として、このバンドはジャンルの壁を最も自然に越えているグループのひとつだと思っている。
まだ聴いたことがない人は、フジロックで初体験するチャンスだ。

04. Hi-STANDARD──日本パンクの伝説が苗場に帰ってくる

ライター:Akira(Rock / Indie) ステージ:GREEN STAGE

Hi-STANDARDのフジロック出演は、それだけでニュースだ。
1990年代から日本のパンクロックシーンを牽引してきたこのバンドは、「Stay Gold」「California Dreamin’」「My Heart Feels So Free」など、今も多くの人の青春に刻まれた楽曲を持つ。

メロコアという音楽を日本に根付かせた存在として、Hi-STANDARDがグリーンステージに立つ意味は計り知れない。世代を問わず、苗場の芝生が揺れる光景が目に浮かぶ。

05. 藤井 風──グリーンステージに立つ唯一無二の存在

ライター:白波瀬まどか(J-POP) ステージ:GREEN STAGE

J-POP担当として、藤井 風のフジロック出演はどうしても語らずにいられない。
ピアノを軸にしたソウル、R&B、ポップを横断する彼の音楽は、ロック系フェスの文脈に置かれたとき、どんな顔を見せるのかが非常に楽しみだ。

2026年のアルバム『Prema』を携えてのフジロック。
岡山弁と普遍的な愛の歌詞が、苗場の森の中でどう響くのか。
邦楽ファンだけでなく、洋楽好きの外国人観客にも届く瞬間になるはずだ。

06. TURNSTILE──ハードコアとポップの化学反応

ライター:ユキ・ランドール(Rock / Metal) ステージ:GREEN STAGE

ボルチモア出身のTURNSTILEは、ハードコアパンクをベースにしながらも、ファンクやR&Bの要素を自然に取り込んだ「次世代のロック」だ。
2022年のアルバム『GLOW ON』は、ジャンルを超えた多くのリスナーに届いた。

Metal担当として、このバンドのライブエネルギーはフジロックで体感するに値する。
激しさと開放感が同居するステージは、ロック好きなら絶対に外せない。

07. MITSKI──インディーロックの最重要アーティスト

ライター:YUM(Rock / Indie) ステージ:WHITE STAGE

日系アメリカ人シンガーソングライターのMITSKIは、現代インディーロックで最も重要な存在のひとつだ。
「Nobody」「Washing Machine Heart」「My Love Mine All Mine」──どの曲も感情の密度が高く、一度聴いたら離れられない。

彼女の音楽は「フェスの大舞台」よりも「夜の静けさ」に合う気もするが、だからこそフジロックの苗場の夜という文脈で聴きたい。
MITSKIを知らなかった人がこのライブで変わる可能性がある。

08. ASIAN KUNG-FU GENERATION──日本ロックの現在地

ライター:Akira(Rock / Indie) ステージ:WHITE STAGE

20年以上にわたって第一線を走り続けるアジカンは、フジロックでも何度もその存在感を示してきた。
「リライト」「後夜祭」「ソラニン」──日本のロックの歴史に残る楽曲たちが、苗場のステージでどう鳴るか。

今年はRUSH BALL、WILD BUNCH、MONSTER baSHにも出演と、まさにフェスを代表するバンドとしての一年になりそうだ。
アジカンを聴いて育った世代にとっては、毎年欠かせない一組だ。

09. XG──K-POPの次世代、フジロックで世界へ

ライター:ハナ・チェ(K-POP) ステージ:WHITE STAGE

日本人メンバーで構成されながらK-POPの方法論で世界を目指すXGのフジロック出演は、音楽シーンの越境という観点で非常に興味深い。
「HYPNOTIZE」がBest Global Hit From Japanにノミネートされた今、彼女たちがロック系フェスの舞台でどんなパフォーマンスを見せるかが楽しみだ。

K-POP担当として、XGはサマソニのLE SSERAFIMと並んで「フェスでK-POPを体感する」最良のチャンスだと思っている。

10. BADBADNOTGOOD──ジャズとヒップホップの交差点

ライター:中條 隆之(Jazz / Soul) ステージ:FIELD OF HEAVEN

カナダ出身のインストゥルメンタル集団BADBADNOTGOODは、ジャズの即興性とヒップホップのビート感覚を融合させた独自のサウンドを持つ。
FIELD OF HEAVENという森の中のステージとの相性が最高に良い。

昼間の大きなステージとは全く異なる「密室感」の中で、彼らの音楽に包まれる体験は格別だ。
Jazz / Soulに興味が出てきた人にとって、最高の生体験になる。

まとめ:苗場で「まだ知らない好き」を見つけてほしい

今回MUSINAのライターたちが選んだ10組は、Electronic、Rock、J-POP、K-POP、Jazz、Punkとジャンルを横断している。
それがフジロックの醍醐味だ。

複数のステージが同時進行する苗場では、「偶然の出会い」が必ず起きる。
目当てのアーティストを待つ間に隣のステージから聴こえてきた音楽が、その夏の一番の発見になることもある。

ぜひこのリストを起点に、自分だけのフジロック2026を設計してほしい。

アーティストジャンルステージ担当ライター
The xxインディーロックGREEN STAGEYUM
MASSIVE ATTACKトリップホップ / ElectronicGREEN STAGEDJ PLUM
KHRUANGBINサイケ / ジャズGREEN STAGE中條 隆之
Hi-STANDARDメロコア / パンクGREEN STAGEAkira
藤井 風J-POP / ソウルGREEN STAGE白波瀬まどか
TURNSTILEハードコア / ロックGREEN STAGEユキ・ランドール
MITSKIインディーロックWHITE STAGEYUM
ASIAN KUNG-FU GENERATIONRock / IndieWHITE STAGEAkira
XGK-POPWHITE STAGEハナ・チェ
BADBADNOTGOODJazz / Hip-HopFIELD OF HEAVEN中條 隆之

※出演情報は公式サイトにて最新情報を必ずご確認ください。
FUJI ROCK FESTIVAL ’26 公式ラインナップページ →

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