K-POPを今から追うなら:第5世代アイドル完全ガイド2026
この記事でわかること
- 01.第5世代K-POPとは何か。第4世代との違いを徹底解説
- 02.ガールズ6組・ボーイズ4組、押さえるべき注目グループを紹介
- 03.デビュー曲から最新カムバックまで、MV必見シーンも網羅
「K-POPが気になるけど、グループが多すぎて追いきれない」。
わかる。本当にわかる。
2023年以降、K-POPシーンは文字通り世代交代の真っ只中で、新人グループが毎月のようにデビューしている。しかも一組一組のクオリティが異常に高い。
どこから手をつければいいのか迷うのは当然だ。
そこで今回は、「第5世代」と呼ばれる2023年以降にデビューしたグループに絞って、押さえておくべきグループをガールズ6組・ボーイズ4組、計10組ピックアップする。
MVの見どころ、音楽的な特徴、メンバー構成まで、初心者が最短距離で現在地を把握できる内容にした。
この記事を読み終わる頃には、あなたの中に「推し」候補が3つはできているはず。
第5世代とは何か。第4世代との違い
まず前提の整理から。
K-POPには世代という概念がある。
第1世代はH.O.T.やS.E.S.の1990年代、第2世代はBIGBANGや少女時代の2000年代後半、第3世代はBTSやBLACKPINK、第4世代はNewJeansやLE SSERAFIM、IVE、aespa。
そして第5世代は2023年以降にデビューしたグループを指す。
起点はMnetのサバイバル番組『BOYS PLANET』から誕生したZEROBASEONEのデビュー(2023年7月)というのが一般的な見方だ。
第4世代との違いは、大きく3つ。
①「ボーン・グローバル」が標準——第4世代までは「韓国で成功してから海外へ」が定石だったが、第5世代はデビュー時点で多国籍メンバーを揃え、最初から世界を射程に入れている。
②サブスク・SNSネイティブ——TikTokとSpotifyでの拡散を前提に曲の構造が設計されている。
サビまでの時間が短く、振付も15秒で完結するフックを持つ。
③「Y2Kリバイバル」から「新しい質感」へ——第4世代後期のY2K・シティポップ風アプローチから、よりエッジの効いたサウンドやジャンルを横断するアプローチへシフトしている。
この3つを頭に入れた上で、具体的なグループを見ていこう。
ガールズグループ編(6組)
01. BABYMONSTER(2023年デビュー / YG)
BLACKPINKの妹分。
YGエンターテインメントから約7年ぶりに登場した7人組で、韓国・日本・タイの多国籍メンバー構成。
デビューアルバムは初動40万枚超、タイトル曲「SHEESH」のMVは3.5億回以上再生されている怪物グループ。
YGらしいヒップホップ色の強いビート、全員が歌えてラップできて踊れるという化け物スペック。
日本人メンバーのアサは16歳にしてBLACKPINKリサの後継者と呼ばれるパフォーマンス力。
まずはここから入ると「K-POPの本気」がわかる。
02. ILLIT(2024年デビュー / BELIFT LAB)
HYBE傘下BELIFT LABから登場した5人組。
『R U Next?』というオーディション番組から誕生した。
デビュー曲「Magnetic」が世界的バイラルヒットを記録し、K-POPの新たな方向性を示した。
特徴は「Y2K × Easy Pop」のバランス感。
NewJeansの系譜にありながら、よりキャッチーでとっつきやすいメロディ構造。
ハイトーンボーカルとシンセポップの組み合わせは、第5世代の代表的な音像といっていい。
ユナが日本人メンバー。
03. aespa(2020年デビュー / SM)※第4世代だが要チェック
厳密には第4世代だが、第5世代の話をする上で避けられないのがaespa。
メタバースとリアルが融合した世界観「æ-aespa」と、鋭いボーカルワーク、ダンサブルなトラックで、K-POPの「次」を定義し続けているグループ。
2024年の「Supernova」は年間ヒットとなり、ガールズグループの新しいスタンダードを示した。
04. KISS OF LIFE(2023年デビュー / S2 Entertainment)
中小事務所から登場しながら、デビュー直後から注目を集めた4人組。
メンバー全員が歌とダンスのスペックが高く、特にボーカル力は第5世代随一と言われている。
サウンドはR&Bとポップを軸にしつつ、「Bad News」のようなファンク色の強い楽曲も。
日本人メンバーのナッティは、過去にJYPでTWICE候補生だった経歴もある。
05. KiKii(2025年デビュー / Starship)
IVEを擁するStarshipエンターテインメントから2025年3月に登場した新星。
IVEの成功路線を踏襲しつつも、よりナチュラルでティーンカルチャーに根ざしたコンセプト。
YouTube Shortsを主軸にした戦略でZ世代女子を中心に支持を集めている。
06. MEOVV(2024年デビュー / The Black Label)
The Black Label(BLACKPINKテディ率いるレーベル)からデビューした5人組。
アヌシュカ、ガヒョン、ナリン、ソアン、エラの構成で、よりダークでエッジの効いたサウンドが特徴。
既存の「可愛い」K-POPとは一線を画す、クールで都会的な方向性を打ち出している。
ボーイズグループ編(4組)
07. ZEROBASEONE(ZB1 / 2023年デビュー / WAKEONE)
第5世代の起点とされるグループ。
Mnet『BOYS PLANET』から誕生した9人組で、2年半の活動期限付きの「プロジェクトグループ」として運営されている。
デビューミニアルバムで初動180万枚以上を売り上げ、グローバルチャートを席巻。
日本人メンバーのリッキーとユウジンがいる。
ボーイズグループの王道を踏襲しつつ、キラキラ感のあるポップサウンドで幅広い層にアプローチ。
「In Bloom」「SWEAT」あたりがわかりやすい入口。
08. RIIZE(2023年デビュー / SM)
SMエンターテインメントから約7年ぶりに登場した7人組。
「エモーショナルポップ」という新ジャンルを提唱し、NCTやEXOとは異なる親しみやすさを武器にしている。
特に注目は「Love 119」。MVは日本の風景を背景に撮影されており、ローカルファンへの強いアピールとなった。サウンドはシティポップ+ファンクで、J-POPリスナーにも違和感なく刺さる。
09. BOYNEXTDOOR(2023年デビュー / KOZ)
HYBE傘下のKOZエンターテインメント所属。
プロデュースはZICO。
「等身大の少年」をコンセプトに、ヒップホップの要素を取り入れた親しみやすいサウンドが特徴の6人組。
他のボーイズグループが「完璧なパフォーマンス」を追求する中、BOYNEXTDOORは「隣の男の子」感を前面に出している。
それが新鮮で、特に海外ファンダムの獲得に成功した。
「But Sometimes」「Earth, Wind & Fire」あたりから入ろう。
10. KickFlip(2025年デビュー / JYP)
JYPエンターテインメントが放つ次世代の7人組。
グループ名は、スケートボード技「キックフリップ」から。
日本人メンバーが2人(アマル、ケイジュ)。
JYPらしいアクロバティックで緻密なパフォーマンスに、今っぽいプロダクションを組み合わせたサウンド。
デビュー曲「Mama Said (뭐가 되려고?)」は、新人とは思えない完成度で注目を集めた。
第5世代を楽しむための3つのポイント
グループ紹介だけで終わっては勿体ない。
第5世代K-POPをより深く楽しむためのポイントをお伝えする。
① MVの「世界観」を追うと一気にハマる——第5世代のMVはストーリー性と映像美が過去最高レベル。
複数のMVをまたいで世界観が繋がっていることも多く、ファンは考察することで楽しんでいる。
BABYMONSTERの「SHEESH」、aespaの「Supernova」あたりから考察沼に入ると面白い。
② 日本人メンバーの存在——第5世代の多くのグループに日本人メンバーがいる。
言葉の壁を越えて活躍する彼女たち・彼らのストーリーを追うと、推し活がより深くなる。
オーディション時代のエピソードなども、YouTubeで簡単に見つかる。
③ サブスクの公式プレイリストを活用——Spotifyの「K-Pop ON!」や「New Music Friday K-Pop」は毎週更新される。
新曲をキャッチアップする最速ルートだ。Apple Musicなら「今日のK-POP」もおすすめ。
推しを見つける最短ルート
10組紹介したが、まず一つだけ選ぶならどこから入るべきか。
それは、あなたが普段聴いている音楽のジャンルに近いグループから入ることだ。
ヒップホップ・R&Bが好きなら → BABYMONSTER、MEOVV
ポップス・J-POPが好きなら → ILLIT、RIIZE、KiKii
バラード・メロディアスな曲が好きなら → KISS OF LIFE
ロック・バンドサウンドが好きなら → BOYNEXTDOOR、ZEROBASEONE
パフォーマンス重視で選ぶなら → KickFlip、aespa
入口が決まれば、そこから芋づる式に「同じ事務所の別グループ」「似た世界観のグループ」と繋がっていく。
K-POPの面白さは、一つのグループを掘ると業界全体が見えてくることだ。
2026年は、今紹介した第5世代グループが一斉にアジアツアー・ワールドツアーを展開する年になる。
日本にも続々と上陸予定。今から推しを決めておけば、きっと最高の1年になる。
さあ、まずはどのグループからMVを再生する?